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ウクライナからの農産物の輸出が8月再開され、世界の食料危機への懸念は
緩和されたかのような印象を受けますが、国連のWFP=世界食糧計画の
担当者はNHKとのインタビューで「来年は世界の人口を養うために十分な
食べ物がない状況に陥る可能性がある」と述べ、危機的な状況は決して
終わっていないと訴えました。
世界各国で食料支援を行っているWFPでウクライナのほか中東や北アフリカ
などを担当するフライシャー局長が12日、NHKのインタビューに応じ、
ロシアによる軍事侵攻で滞っていたウクライナからの農産物の輸出が8月、
再開されたことを重要な一歩だと評価しました。
しかし、今後については「農地や農業インフラが破壊されている上、
農業が盛んな東部が戦いの前線となっていて、農家も兵士となって戦闘に
加わっている」と述べ、ウクライナでは農作業が例年どおり進められない
事態に陥っていると指摘しました。
その上で、この秋から来年にかけての穀物の収穫量は豊作だった昨シーズンの
1億トンあまりに比べ、3割以上落ち込むという見通しを明らかにしました。
また、世界の肥料の多くを生産していたロシアからの輸出が滞り、肥料の価格が
高騰していることで世界中の農家が十分な肥料を買えなくなり、農産物の生産量が
落ち込むおそれもあると指摘しました。
さらに、パキスタンの洪水や中国やヨーロッパの干ばつといった異常気象も
今後の世界の食料供給にマイナスの影響を与える可能性にも言及しました。
フライシャー局長は「ことしは農産物の価格の上昇で食料を買えないことが
問題だったが、来年は世界の人口を養うために十分な食べ物がない状況に陥る
可能性がある」と述べ、強い懸念を示し、危機的な状況は決して終わって
いないと訴えました。
その上で、来年G7=主要7か国の議長国となる日本に対し、食料危機をG7の
主要な議題に据えるべきだとして先進国の支援の必要性を強調しました。
ウクライナからの小麦輸出、気候変動による農産物生産量の落ち込みなど
今年に入って問題視されてきているので、今更という感じですが、、、
「価格上昇で食料を買えない」から「買いたくても食料がない」事態になると
言われると、やはり緊張します。
まだまだ、中東やアフリカの問題で日本にはあまり影響ない、、であるはずが
ありませんね。
食料自給率が低いと言われている日本、、、
「カロリーベース」と「生産額ベース」の違いがあれど、やはり心配な数値です。
直近10年の食料自給率の動向
年度 | 平成24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 令和元 | 2 | 3 (概算) |
カロリーベース(%) | 39 | 39 | 39 | 39 | 38 | 38 | 37 | 38 | 37 | 38 |
生産額ベース(%) | 68 | 66 | 64 | 66 | 68 | 66 | 66 | 66 | 67 | 63 |
今日、「道の駅」と「スーパー」に行きましたが、すべての物が若干値上がり
しているくらいで、品物はいつも通り並んでいました。
これらの食料が無くなるのですか?
「まさか!そんなことは」と思いますが、、、
「都市封鎖、まさかそんなことは」はパンデミックで実際に起きたことで、、、
その「まさか!」ほど当てにならないものはない時代になりました。
にわかには信じられませんが、食料が無くなる要素はもう充分なくらいある
わけで 、、、
来年はどんな年になるのでしょうか?
食料を備蓄するといっても限りがあります。
陰謀論も悲観論も真に受ける気はありませんが、それでもそれなりの準備だけ
は気を引き締めて、できる範囲でやっておこうと思っています。
で・・・
今日のお昼は、そのうち食べられなくなるかも知れない豚肉 「まさか!」
「ヒレカツ丼」。
ドリンクバーが付いて 890円。 美味しかったです。
牛肉より豚肉が好きなので、豚肉を備蓄したいけれど無理ですね。
牛肉は、ビーフジャーキーがあるのに。。。
今年の干支、虎の子兄弟です